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きょう27日早朝、熱帯低気圧から変わった温帯低気圧が長崎県付近を通過しました。この影響で、九州北部は長崎県を中心に南寄りの風が強まり、一時荒れた天気となりました。温帯低気圧は九州から離れつつありますが、このあとも湿った空気が流れ込み、大気の不安定な状態が続く見込みです。九州は、午後も急な激しい雨、落雷や突風など、天気の急変に注意が必要です。

九州北部 通勤通学の時間帯に強風

きょう27日の明け方から朝にかけて、熱帯低気圧から変わった温帯低気圧が長崎県付近を北上しました。この影響で、九州北部はちょうど通勤通学の時間帯に長崎県を中心に一時荒れた天気となりました。観測された最大瞬間風速は、長崎市野母崎25.2m/s(05:33)、西海市大瀬戸22.3m/s(06:04)と、一時、何かにつかまっていないと倒れてしまそうな強い風が吹きました。また、温帯低気圧に伴う活発な雨雲の通過で、長崎の小値賀(おぢか)空港では午前2時17分までの1時間に42.0ミリの激しい雨が降るなど、局地的に雨脚が強まりました。

九州大気不安定、天気急変に注意

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九州は湿った空気の流れ込みが続いており、現在も活発な雨雲がかかっている所があります。九州は午後も大気の不安定な状態が続くため、急な激しい雨、落雷や突風など、天気の急変にご注意ください。また、奄美の東を北上中の熱帯低気圧が、今後、九州の東の海上を北上しますので、九州の太平洋側は強風や高波にもご注意ください。