メイン画像
メイン画像

28日(金)は、関東地方では、熱帯低気圧から変わる台風の影響で、明け方は荒れた天気。30日(日)から7月1日(月)は、九州から東北に、発達した雨雲がかかる。大雨の恐れ。

あすの天気

画像A
画像A

28日(金)、熱帯低気圧は、未明には台風になる見込みです。関東にかなり接近するでしょう。熱帯低気圧の予報は、今後、刻々と変わる可能性があります。最新の気象情報をご確認下さい。日本海の寒冷前線は、昼頃にかけて、本州を通過する見込みです。
近畿から東北では、雨が激しく降り、大雨となる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。
【各地の天気】沖縄は、雲が多いでしょう。南風がやや強く吹く見込みです。
九州は、南部を中心に昼頃まで雨雲がかかるでしょう。北部では日の差す時間帯がありますが、所々でにわか雨がある見込みです。
四国は、昼頃まで雨や雷雨の所があるでしょう。午後は、瀬戸内側を中心に日差しが届く見込みです。
中国地方は、明け方まで日本海側に雨雲がかかり、日中も雲が多いでしょう。
近畿は、未明まで雷を伴って雨が激しく降る所がある見込みです。日中も、日本海側で雨が降る所がありそうです。太平洋側では、次第に雲は薄くなるでしょう。強風は次第に収まる見込みです。
東海は、明け方まで局地的に雷が鳴り、雨が激しく降るでしょう。静岡では、滝のような雨が降る所がある見込みです。西風が強めに吹くでしょう。
関東は、今のところの予想では、雨や風のピークは明け方です。南部を中心に、バケツをひっくり返したような雨が降るでしょう。南風が吹き、横殴りの雨になりそうです。落雷や突風が吹くこともあるでしょう。この雨雲は、足早に東の海上へ抜ける見込みです。朝の通勤時間帯は、雨は止んでいる可能性もあります。ただ、午後を中心に大気の状態が不安定で、平野でも雷雲が発生することがあるでしょう。出かける時に雨が止んでいたとしても、折り畳み傘があるとよさそうです。
北陸、東北は、雨が降る見込みです。午前中は局地的に雷が鳴り、雨が激しく降るでしょう。
北海道は、太平洋側やオホーツク海側で朝まで雨が降る所がある見込みです。日中も雲が多いでしょう。最低気温は、沖縄は26度くらいで、ほぼ平年並みでしょう。九州から東北南部は、20度を下回る所は少ない見込みです。平年よりやや高い所が多いでしょう。東北北部は、16度から19度くらいの所が多い見込みです。北海道は、日本海側と太平洋側は、15度から17度くらいの所が多いでしょう。オホーツク海側では10度を下回る所がある見込みです。
最高気温は、沖縄、九州から関東は30度前後の所が多いでしょう。北陸と東北、北海道の日本海側は、25度くらいの所が多い見込みです。北海道の太平洋側とオホーツク海側は、15度から18度くらいの所が多いでしょう。

あさって以降の天気

画像C
画像C

29日(土)、九州から近畿の太平洋側に、非常に暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。7月1日(月)にかけては、関東付近まで流れ込むでしょう。日本海の梅雨前線は、1日にかけてゆっくり南下し、本州の南岸に停滞する見込みです。
29日以降、九州から東北に雨雲がかかるでしょう。前線の活動の程度によっては、30日から7月1日にかけて、大雨になる恐れがあります。北海道も雲が広がる日が続き、雨が降る日もあるでしょう。
最高気温は7月1日にかけて、九州から東北南部では、平年よりやや高い所が多い見込みです。不快な暑さが続くでしょう。東北北部と北海道は、ほぼ平年並みの見込みです。2日(火)は、平年並みか低くなる所が多いでしょう。
昨年2018年、6月28日から7月8日にかけて、台風や梅雨前線の影響で発生した平成30年7月豪雨。西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となったことは記憶に新しいことでしょう。この時の雨は、台風によるものだけではありませんでした。本州付近に非常に暖かく湿った空気の流れ込みが続き、日本海から前線がゆっくり南下、本州付近に停滞しました。前線付近で雨雲が次々に発生、発達したことも大雨になった原因です。

沖縄・奄美の天気

南西諸島付近には、29日、夏の太平洋高気圧が張り出してくる見込みです。その後も高気圧に覆われるでしょう。沖縄、奄美は、強い日差しが、長い時間照りつける日が続く見込みです。平年の梅雨明けは、沖縄は6月23日ごろ、奄美6月29日ごろです。