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この土日、低気圧が日本付近をゆっくり通過。きょうの日中は九州から関東の所々で激しい雨が降り、風も強まる。今夜からあすは、荒れた天気の範囲が北陸以北へ。

15日(土) 今朝は九州で激しい雨 日中は発達した雨雲が東進

きょう15日(土)朝、九州から東北南部にかけて広く雨が降っています。
特に、低気圧が近づいている九州では南部を中心に雨脚が強まり、鹿児島県の指宿市で1時間49.5ミリ(4時12分まで)など、激しい雨を観測。発達した雨雲は、日中は関東まで、今夜には北陸や東北まで広がります。
路面が濡れて滑りやすいうえに、ワイパーをはやくしても前が見えにくくなるほどの激しい雨が降るおそれがあります。車の運転はいつも以上に慎重になさってください。アンダーパスなど、低い所を通る道路は急に冠水する危険性がありますので、無理に通らずに迂回ルートを検討すると良さそうです。
また、沿岸部を中心に風の強い状態が続くでしょう。
大雨や強風の影響で、電車など交通機関が乱れる所もありそうです。お出かけの方は気象情報を十分確認し、時間に余裕を持った行動を心掛けてください。
【各地の雨のピークなど】
●九州:雨のピークは「昼前まで」。夕方にはやむ見込みです。
●中国・四国:夕方まで広く雨。「午前」を中心に強まり、局地的には1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。
●近畿・東海・関東:一日を通して雨。所々で激しく降るのは「昼過ぎから夜の8時頃」。特に「紀伊半島」では非常に激しく降るおそれもあります。
●北陸・東北:こちらも、ほぼ一日雨。激しく降るおそれがあるのは「夕方以降」です。

日中の気温 きのうより低い 特に関東と東北太平洋側はヒンヤリ

きょう、日中に雨が降る九州から東北にかけて、気温はきのうほど上がらないでしょう。
九州から近畿は、太平洋側の一部で25度を超えるほかは23度前後の所がほとんど。東海や北陸、東北の日本海側も23度前後の所が多く、関東や東北の太平洋側は20度前後の予想です。
各地とも、強まる雨や風の影響で体感温度はさらに下がりそうです。特に、関東と東北の太平洋側は上着が必要なくらいでしょう。

あす16日(日) 北陸以北 雨・風ともに強い

あすは、北陸から北で荒れた天気が続きます。交通機関の乱れに注意が必要です。
北陸と東北は、広い範囲での雨のピークは午前中ですが、午後も局地的には激しい雨が降ったり、雷雨になりそうです。北海道も一日雨で、太平洋側では午前も午後も激しく降る所があるでしょう。各地で風も強まり、沿岸部では傘が差せないくらいの所もありそうです。