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関東はあす水曜と土日に雨マーク。週末にかけての雨の見通しと、今年の梅雨の特徴についてまとめました。

月曜 梅雨入り早々 ザーザー降りに

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先週7日(金)に梅雨入りした関東甲信地方、きのう10日(月)は広い範囲でザーザー降りの雨となりました。今年これまでで一番、雨量が多くなった所もあり、東京都心は9日(日)の降り始めからの雨量が100ミリを超えました。また、千葉県では200ミリ近い雨となった所があるなど、梅雨らしく、広くまとまった雨となりました。

火曜 夜は山沿い中心に雨

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きょう11日(火)は、雨雲が海上に離れ、午後4時現在は晴れ間が広がっています。今夜は上空に寒気が流れ込んでいる中、気圧の谷が通過するため、山沿いを中心に再び雨雲がかかるでしょう。雨雲は次第に東へ移動するため、平野部でも日付が替わる頃から雨の降る所がありそうです。

水曜 夕方から再び雨に

あす12日(水)の明け方にかけては所々で雨が降るでしょう。朝の通勤・通学の時間には雨のやんでいる所が多く、日中にかけては日の差す所もありそうです。夕方以降は気圧の谷が通過するため、再び雨の降る所があるでしょう。山沿いが中心となりますが、夜は平野部にも雨雲がかかる可能性があります。念のため雨具があるとよいでしょう。

木曜・金曜 晴れる時間が長く暑くなる

13日(木)と14日(金)は高気圧に覆われ、晴れる所が多いでしょう。日差しに恵まれ、洗濯にもよさそうです。ただ、14日(金)は西から近づく低気圧の影響で、夜は雨の降りだす所があるでしょう。低気圧の動きによって予報が変わってきますので、最新の天気予報をご確認ください。なお、13日(木)、14日(金)ともに最高気温は広い範囲で25度を超えて、内陸部では30度近くまで上がる所もあるでしょう。急に暑くなりますので、熱中症にならないよう、お気をつけください。

土曜・日曜 雨・風強まる

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15日(土)から16日(日)にかけては低気圧が関東付近を通過する見込みです。広い範囲で雨が降り、雨脚の強まる所もあるでしょう。風も強まり、荒れ模様の天気となる可能性も。雨雲の元となる暖かく湿った空気がたっぷり流れ込むこと、また、低気圧の動きが遅いことなどから、強い雨が長く降り続いたり、総雨量が多くなったりすることも考えられます。低気圧の予想進路に幅がありますので、日直予報士などで最新の情報をご確認ください。

今年の梅雨の見通しは

先週6日に発表された1か月予報によると、6月下旬から7月はじめは梅雨前線が本州付近に停滞しやすくなります。関東甲信地方は晴れる日があっても長続きせず、梅雨らしく、曇りや雨の日が多いでしょう。また、先月25日に発表の3か月予報によると、7月は太平洋高気圧の張り出しが弱いことから、梅雨前線の影響を受けやすく、平年より曇りや雨の日が多くなりそうです。梅雨明けが平年より遅くなる可能性もあります。降水量は平年並みか多い予想です。なお、最新の1か月予報は13日(木)に、3か月予報は25日(火)に発表予定です。