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6日(木)は大陸から東シナ海に前線が延びる。7日(金)から8日(土)にかけて、前線上の低気圧が本州付近を通過。九州から近畿では大雨となる恐れ。本州の梅雨入りは?

3日(月) 梅雨前線 沖縄付近で活動が活発に

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3日(月)、大陸から日本の南に梅雨前線が停滞しています。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。午前中、沖縄本島付近に発達した雨雲がかかりました。沖縄県の名護市では、1時間に44.5ミリ、島尻郡渡名喜村で40.5ミリの激しい雨を観測しました。

4日(火) 雨が降る所は

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4日(火)は、前線上に発生する低気圧が、九州の南を東進する見込みです。北海道には西から低気圧が近づくでしょう。
九州南部は雨が降る見込みです。種子島・屋久島、奄美には、日中を中心に発達した雨雲がかかるでしょう。雷を伴って、雨が激しく降る恐れがあります。沖縄は雲が広がり、一時的に雨や雷雨があるでしょう。九州北部、中国地方、四国では、午後は大気の状態が不安定になる見込みです。局地的に雲が発達するでしょう。急に雷が鳴り、ザーッと雨が降る所がある見込みです。雷雲の下では、突風が吹くことがあります。ご注意下さい。近畿から東北では、日差しが届く所が多い見込みです。にわか雨は山沿いに限られるでしょう。北海道は、雲が多く、所々で雨が降る見込みです。太平洋側では、雷が鳴る所があるでしょう。

5日(水) 雨が降る所は

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5日(水)は、関東から北海道では、午後は大気の状態が不安定になる見込みです。平野でも、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。

7日(金)から8日(土) 九州から近畿で大雨の恐れ

6日(木)は、大陸から東シナ海に前線が延びるでしょう。7日(金)から8日(土)にかけて、前線上の低気圧が本州付近を東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込みます。7日は、九州から近畿で雨が降り、局地的に大雨になる恐れがあります。東海から関東にも、発達した雨雲がかかるでしょう。南風が強く吹き、横殴りの雨になることも。低気圧の動きは速く、雨雲がかかり続けることはない見込みです。

九州北部~関東甲信 梅雨入りか?

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6月上旬は、九州北部から関東甲信では、梅雨入りする頃です。7日から8日にかけて、梅雨入りの発表があるかもしれません。ただ、低気圧が本州付近を通過した後は、前線は南下する見込みです。9日は、天気は回復するでしょう。長く降り続くことがなくても、前線や暖かく湿った空気の影響で、災害につながるような雨が降る時期です。