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梅雨前線が沖縄付近に停滞。激しい雨を降らせる発達した積乱雲が多数発生中。沖縄と奄美は落雷、竜巻などに注意。

発達した積乱雲が近づく合図、再度確認を

梅雨前線が大陸から沖縄近海を通り本州の南へと延びて停滞しています。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定になり、前線の南側では雨雲が発達しています。気象衛星がとらえた雲の様子を見ると、白くはっきりと映る丸みを帯びた雲が、5から6つほど東西方向に並んでいるのがわかります。これらは雷を伴った激しい雨を降らせるような発達した雲です。午前6時現在、これらの雲はほとんどが海上にあり、陸地で激しい雨の降った所はありません。ただ、沖縄と奄美ではきょう(3日:月曜)は、この雲がかかる可能性があります。雷を伴って激しい雨が降ったり、竜巻などの突風が吹いたりすることがあるため空模様の変化にご注意ください。曇天が続いている中でも、空がそれまでよりもさらに暗くなった、雷の鳴る音が聞こえた、風が強まったなど、いずれも発達した積乱雲が近づいている合図です。また、ほんの少し前まで日差しが出ていても、上記のような現象が起きた時はご注意ください。