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けさは、きのうまでとは違い、全国的にヒンヤリ。長野県や岐阜県の山沿いは、最低気温0度未満の「冬日」の所も。冬日の地点が出るのは1週間ぶりのことです。

雨のあと 空気入れ替わる

おととい28日から29日にかけて、前線の通過に伴って全国的に雨が降りました。この雨を境に、それまで日本付近を覆っていた季節先取りのアツい空気は離れ、涼しい空気が流れ込んできました。そのうえ、今朝は広い範囲で穏やかに晴れて、放射冷却が強まっています。
午前6時までの最低気温が全国で最も低くなったのは、長野県の開田高原で氷点下1度5分。同じく長野県の菅平や野辺山高原、松本市奈川、また、岐阜県の高山市庄川町の六厩で、氷点下の冷え込みとなっています。氷点下の地点が出るのは、5月23日(この日、氷点下だったのは岐阜県の六厩と岩手県盛岡市の藪川)以来、1週間ぶりのことです。
都市部の最低気温は、札幌12度5分、仙台12度1分、東京都心16度6分、大阪で14度3分、福岡17度4分など、平年並みか低めの所が多くなっています。関東から西では、ここ数日、夜間も気温がなかなか下がらず寝苦しいほどでしたが、今朝は少しヒンヤリです。通勤や通学には、羽織るものがあるとよさそうです。

日中は暑くなる

日中は、強い日差しに後押しされて、気温がグンと上がってきます。最高気温は7月並みの所が多くなるでしょう。先日までのような猛暑にはなりませんが、それでも、屋外の作業やスポーツは体調を崩さないよう、こまめな水分補給を心掛けてください。