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そろそろ6月。関東甲信も長雨の季節が近づいてきました。今年の梅雨と真夏の天気傾向をまとめました。

梅雨空少なく

関東甲信の平年の梅雨入りは6月8日ごろです。今年の6月は梅雨前線の北上が例年より遅く、関東甲信の梅雨入りは平年並みか遅くなる可能性があります。梅雨に入ったとしても6月は雨の降る日はいつもの年より少なく、降水量は平年並みか少ない予想です。気温は高く、暑い日が多くなるでしょう。熱中症にならないよう注意が必要です。

梅雨明け遅く? 夏空少ない

7月に入っても太平洋高気圧の張り出しが弱く、本州付近は梅雨前線や湿った空気の影響を受けやすい予想です。梅雨空の日が多く、梅雨明け(平年7月21日ごろ)が平年より遅くなる可能性もあります。7月の降水量は平年並みか多く、梅雨末期の大雨にも注意が必要です。
8月もエルニーニョ現象が続く予想で、盛夏をもたらす太平洋高気圧の勢力は弱い見込みです。夏空は少なくなるでしょう。いつもの年より曇りや雨の日が多く、天候不順の夏となる可能性があります。気温は7月、8月ともに平年並みの予想です。去年は記録的な猛暑となりましたが、今年は猛烈な暑さの日は少ない見込みです。