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今日(20日)の北海道付近には、次第に日本海から寒冷前線が近づいています。寒冷前線は明日(21日)にかけて北海道付近を通過し、気圧の傾きが大きくなります。また、南からは湿った空気が入るため、太平洋側を中心に局地的に雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。今夜以降は次第に道南方面から雨が降り出し、明日朝からは広い範囲で雨が降るでしょう。明日朝から昼過ぎかけては道南方面で激しく降り、荒れた天気となります。午後になると雨の中心は道東に移り、強く降る時間があるでしょう。日本海側でも日中を中心に一時的に雨脚の強まることがありますので、各地とも傘の手放せない一日となりそうです。また、現在はオホーツク海側の一部で暴風警報が発表されていますが、明日にかけても全般に南より風の強い状態が続く見込みです。横殴りの雨となる恐れがあります。

札幌でも昼前後は急な雨や風の強まりに注意

札幌周辺でも午前中に寒冷前線が通過するため、昼前後には一時的に雨や風の強まることがありそうです。札幌では5月9日以降、1ミリ以上の雨が観測されておらず、約2週間ぶりの降水となるでしょう。ここ数日は晴れて乾燥した日が続いていましたが、明日は久々の雨や強風に注意してお出かけください。

明後日以降は?

22日は、根室地方など道東方面の一部で明け方まで雨が残る程度で、天気の回復する所が多くなります。日本海側を中心に晴れ間が戻るでしょう。その後も週末にかけて天気の崩れる日はなく、晴れる日が続く見込みです。日中の気温は、平年より高めの状態が続くでしょう。札幌では夏日となる日が多くなり、道東方面では真夏日もでてきそうです。日差しのもとで、長時間運動や作業をする方などは、熱中症に十分に注意してください。