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本州では気温が上がり暑くなっていますが、北海道では気温の上がり方が鈍くなっています。気温は道北やオホーツク海側を中心に一桁で、網走などでは5度くらいにとどまっています。明日(12日)にかけて気温は低めに経過し、日中も上着が手放せないでしょう。また、今夜は峠などで雪の降る恐れがあります。

低温の原因は北風

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北海道の東には低気圧があり、この低気圧の周りを回って、北海道には北から冷たく、湿った空気が流れ込んでいます。
このため、気温の上がり方が鈍くなっています。予想最高気温は道北やオホーツク海側の沿岸は5度前後にとどまり、3月下旬から4月中旬並みの見込みです。その他でも平年並みか3度ほど低くなります。
また、オホーツク海側を中心に弱い雨が降りやすいでしょう。夜は石北峠など標高の高い峠や山間部では雪に変わり、うっすら白くなる恐れもあるため、車の運転は路面状況の変化に注意が必要です。

ようやく咲いた桜は長持ち!?

北海道内ではここ1か月、気温が平年より高くなりました。9日には釧路と根室で桜が開花し、平年より早く桜前線がゴールしました。
しかし、足早な季節の歩みに待ったをかけるかのように、この土日(11日、12日)は気温が平年並みか低めで経過します。
桜の花は長持ちするかもしれませんが、外出には重ね着などをして、服装調節に気を付けて下さい。