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北海道は昨日(7日)から今日(8日)にかけて、気温の上がり方が鈍くなりました。道内の最高気温は2日続けて20度に届かず、最高気温が一桁にとどまった地点もありました。
明日(9日)は再び気温が上がり、20度以上の地点もありそう。また、低い所でも最高気温は10度くらいまで上がるため、再び全地点10度以上となるかもしれませんが、もしそうなると、史上2度目となる暖かさの記録となります。

全地点10度以上 明日なれば今年5度目

北海道は昨日から今日にかけて、上空に寒気が流れ込んだ影響で最高気温が平年より低い所が多くなり、今日は道内約1割の地点が一桁の最高気温にとどまっています。
明日は上空に暖気が入る影響で日中は一気に気温が上がり、20度以上となる所も出る見込みです。低い所でも紋別地方の雄武町などで予想最高気温10度と、各地で二桁の気温となる可能性があります。道内の気温観測地点全てで10度以上となったのは、今年に入ってからこれまでに既に4回記録しており、明日なれば今年5回目。
5月上旬までに全地点10度以上が5度も観測されたことは、道内のアメダス観測網の整備が進んだ1978年以降で見ると、2015年のたった1回だけしかなく、記録的な暖かさとなるかもしれません。

気温差注意 氷点下から20度超も

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日中は広く気温が上がりますが、明日朝は内陸で冷え込みが続く見込みです。
場所によっては氷点下の冷え込みとなり、霜の降りる恐れがあるくらいですが、十勝地方などでは氷点下の気温から、一気に昼間は20度を超える所も現れそうです。
その他の地域でも今日に比べて朝と日中の気温差が大きくなる所が多く、体調管理には注意が必要になります。