メイン画像
メイン画像

3日の明け方は月と金星が接近。みずがめ座エータ流星群が7日明け方に一番の見頃となるでしょう。

細い月と金星が接近

3日の明け方は、東の低い空で月と金星が接近します。月は月齢27と細く光る状態で、その細い月の上に金星が明るく輝きます。高度がかなり低いので、見晴らしのよい場所で探しましょう。

みずがめ座η(エータ)流星群

6日の深夜には「みずがめ座η(エータ)流星群」の活動が極大を迎えます。日本では放射点が昇ってくる7日の夜明け前が一番の見頃となるでしょう。今年は月明かりの影響がないため、観察するうえでは好条件です。街明かりの少ない、空の暗い場所では1時間に10個程度の流れ星を見ることができるかもしれません。連休明けは少し早起きして流星を探しながら、仕事モード、学校モードに気持ちを切り替えるとよさそうです。また、極大日前後の夜明け前にも流れ星を見られる可能性がありますので、連休明けに早起きは辛い、という方は、GW中の夜明け前に空を見上げてみましょう。

気になる天気は?

3日は、高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。九州から東北南部は雲が少なく、細い月と金星が近くで輝く様子を観察できるでしょう。ただ、2日の夜明け前よりもグッと冷えますので、暖かい服装がよさそうです。東北北部や北海道は日本海側で曇りや雨と、観察にはあいにくの天気ですが、太平洋側では雲の切れ間から見られる可能性があります。沖縄は、本島地方は晴れますが、先島諸島では雲の多い天気でしょう。
4日は、全国的に晴れて、星空観察日和でしょう。月明かりに邪魔されることなく、星空を楽しめそうです。星座早見盤などを片手に、のんびり夜空を見上げてみるとよいでしょう。帰省先や旅行先では、いつもよりたくさんの星が見られるかもしれません。
5日は、西から湿った空気が流れ込みやすくなるため、西日本を中心に雲が増えそうです。関東から北海道では、所々で雲に切れ間があり、星が見えるかもしれません。
6日は、西日本や東日本の上空に寒気が流れ込んで、所々で雨が降るでしょう。また、前線が北日本を通過します。各地とも厚い雲が星空を隠してしまい、観察にはあいにくの天気となりそうです。7日の明け方には天気が回復している所もあるでしょう。まだ先の予想ですので、曇りや雨のタイミングは変わってきます。最新の天気予報を確認してくださいね。