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30日から1日へ日付の替わる時間帯、列島は雨雲に覆われるでしょう。沖縄から北海道まで雨の降る所が多い見込みです。

九州南部でバケツをひっくり返したような雨を観測

低気圧が東海沖を東へ進み、中心から延びる前線は九州の南へ延びています。きょう(30日)は九州から東北にかけて雲に覆われ、所々で雨が降っています。特に九州南部では局地的に発達した雨雲がかかり、昼前後に、鹿児島県南種子町の上中(かみなか)では1時間に43.5ミリ、鹿児島県十島村の中之島(なかのしま)では1時間に41.5ミリと、激しい雨を観測しました。これはバケツをひっくり返したように降る雨で、傘をさしていても濡れてしまうほどです。今夜にかけても九州南部では活発な雨雲がかかりやすいでしょう。雨の降り方に注意が必要です。九州から東北にかけて雨がいったんあがった所も、また、日差しの出ている北海道や沖縄も、今夜は雨雲がかかる見込みです。平成の時代を惜しむかのように、日付けの替わる時間帯は全国的に雨が降るでしょう。局地的に雨脚が強まる見込みです。

5月1日(令和スタート)は広く雨 ただ、日中に日の差す所も

【5月1日の気圧配置】
前線を伴った低気圧が関東沖から三陸沖へ進むでしょう。
【5月1日の各地の天気】
沖縄は雨が降ったりやんだりで、朝から昼前までは雷を伴い激しく降る所がある見込みです。九州南部の雨は明け方までですが、日中も雲が多いでしょう。九州北部、四国、山陽も明け方までは一部で雨が降りますが日中は晴れ間がある見込みです。山陰、近畿、北陸は曇り空で朝晩に所々で雨が降るでしょう。東海は昼頃まで雨が降る見込みです。関東甲信は朝と夕方以降に雨の降る所が多いでしょう。東北は日本海側は明け方まで、太平洋側は昼頃まで雨が降る見込みです。北海道は雨が降ったりやんだりとなりそうです。
【5月1日の全国の最高気温】
最高気温は沖縄は25度くらいの予想でムシムシするでしょう。風通しをよくしてお過ごしください。九州から東北にかけては平年並みかやや高く、20度から22度くらいの所が多い予想です。日差しは少なくても寒さはないでしょう。雪の残る山沿いは雪崩の危険性があります。山登りや春スキーなどへ行かれる方は十分ご注意下さい。北海道は15度前後の所が多く、日中は薄手のコートやジャケットを羽織ってちょうど良いくらいとなるでしょう。