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北海道では先週から広い範囲で空気の乾燥した状態が続いています。きょう(23日)午後3時までにオホーツク海側の網走では最小湿度が11パーセントまで下がり、観測史上2番目に低いカラカラ空気となりました。道内では引き続き、あす(24日)にかけて火の取り扱いに注意が必要です。

屋外での火の取り扱いに十分注意

北海道では先週から広く空気の乾燥した状態が続いています。きのう(22日)は、南西部や内陸などで最小湿度が10パーセント代まで下がり、苫小牧では14パーセントと4月の観測史上2番目に低くなりました。きょう(23日)も、北海道の全域には乾燥注意報が発表され、午後3時までの最小湿度は、内陸やオホーツク海側などで10パーセント代とかなり空気が乾燥しています。網走では11パーセントまで下がり、通年で観測史上2番目に低いカラカラ空気となりました。
雪解けが進むこの時期は、空気の乾燥に加えて、枯れ葉や枯れ草が多いことから、野火などの火災が発生しやすくなります。道内ではあす(24日)日中にかけては、空気を潤すほどの雨の降り方になる所は少なく、空気の乾燥した状態が続く見込みです。枯れ葉や枯れ草が多い場所など燃え広がりやすい所では火の使用を避けるなど、屋外での火の取り扱いに十分に注意して下さい。