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きょう(17日)の北海道は、アイスを食べたくなるような夏の陽気になりました。18地点で最高気温が25度以上になり、道内で今年初の夏日に。2003年の、観測史上最も早い記録に並びました。

4月なのに夏の陽気

きょう(17日)の北海道は日本の東に中心を持つ高気圧に覆われて、朝から日差しがたっぷり届きました。また、この高気圧の縁を回る南西風に乗って大陸育ちのカラッと暑い空気が流れ込み、各地で気温が上昇。中でも、山越えの風となるフェーン現象の影響を受けた東部の内陸などでは、記録的な暑さになりました。18地点で最高気温が25度以上と、道内で今年初の夏日になり、2003年の観測史上最も早い記録に並びました。きょう(17日)最も気温が高くなったのは、鶴居村(釧路地方)で27.1度。4月中旬までの北海道の気温としては、2001年4月18日の網走27.0度を更新し、史上最高気温となりました。次いで気温が高かったのは釧路市中徹別(釧路地方)26.5度、別海、中標津空港(いずれも根室地方)で26.4度です。
そのほか主要都市でも、札幌:22.3度、北見:24.9度、帯広:24.3度、旭川:21.4度まで上がりました。また、きょう(17日)は道内の気温観測地点173地点中168地点で今年の最高気温を更新しました。写真は札幌の大通公園の午後2時前の様子ですが、この時の気温はおよそ22度。アイスが美味しく感じられる暑さでした。

あす(18日)も気温高め

あす(18日)は、きょう(17日)ほどではないものの、気温が高めの状態は続きます。これだけ気温が高いと雪どけが一気に進みますので、土砂災害や川の増水、なだれ等に十分ご注意下さい。