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今朝は本州付近にほとんど雲がなく広範囲で晴天の朝となっています。一方、沖縄には発達した雨雲が接近中。

沖縄地方は大気の状態が非常に不安定に

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今朝は(16日:火曜)気象衛星がとらえた雲の様子を見ると、九州から北海道にかけてほとんど雲がありません。かなり広い範囲で晴れていることがわかります。今朝は風も弱く、穏やかな晴天の朝を迎えている所がほとんどです。きのう(15日:月曜)の朝よりは各地で気温が低く、午前5時までに最低気温が0度以下の氷点下の冷え込みとなっている地点数は約70で、きのうの10地点より多くなっています(ちなみに、全国に設置されたアメダスの総数は920地点あまりです)。ただ、このあと日中にかけては日差しでどんどん空気があたためられていきます。なお、北海道の東部には千島近海を北上する低気圧に伴う雲がかかっていますが、この雲も次第に遠ざかるでしょう。一方、南の方に目を向けると台湾海峡付近にまとまった雲があります。これは気圧の谷に伴う雲で、東へ進みながら沖縄地方に近づいています。所々に発達した雨雲が含まれています。今夜9時の予想天気図を見ると、沖縄付近に前線を伴った低気圧が発生する予想で、沖縄地方では大気の状態が非常に不安定になるでしょう。午前5時現在、発達した雨雲は海上が中心で、陸地で激しい雨の降っている所はありません。ただ、先島諸島では昼前から、本島地方は夕方から発達した雨雲のかかる恐れがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、非常に激しい雨などに注意が必要です。