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気象庁は、午後2時30分に阿蘇山の噴火警戒レベルを2の火口周辺規制に引き上げました。中岳第一火口からおおむね1km の範囲では警戒が必要です。阿蘇山では、本日(14 日)13 時30 分頃から火山性微動の振幅がやや大きくなっています。また、きのう13 日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり2100 トンと多い状態でした。阿蘇山では、火山活動が高まっており、火口から概ね1km の範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があることから、本日(14 日)14 時30分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。

防災事項

中岳第一火口から概ね1km の範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。