メイン画像
メイン画像

今日(4月13日)、本でほたる(ゲンジボタル・ヘイケボタル)が観測されました。平年より1か月近く早い観測です。

平年より早い観測

本日(4月13日)、熊本地方気象台はほたる(ゲンジボタル・ヘイケボタル)を観測しました。(観測場所:熊本市中央区出水)平年より28日早く、昨年より9日早い観測です。
ホタルは大体、梅雨入りより少し早い時期から見られるようになります。ホタルが見られる平年の時期は、沖縄では5月上旬、九州や四国では5月中旬から下旬、中国地方や近畿は6月上旬、北陸や東海、関東は6月中旬から下旬、東北は7月上旬から中旬、北海道は7月下旬です。今年は、宮古島で3月20日(平年より11日早い)にミヤコマドボタルが、那覇でおととい11日(平年より23日早い)にクロイワボタルが観測されており、平年より早くホタル前線がスタートしているようです。

ホタルが多く見られる条件は?

ホタルが多く見られる条件は、曇っていて風のない生あたたかい夜で、夜7時から9時頃がピークとされます。雨が降っていたり、風が強かったり、寒い夜はあまり飛び回らないようです。

ホタル見物はマナーが大切

ホタルは強い光を嫌います。ホタルの観察をするときは懐中電灯や車のライト、携帯電話のライト、カメラのフラッシュなど控えるようにしましょう。また、ホタルを持ち帰ったり、ホタルの生息している草むらには入らないようしましょう。夜の観察になりますので、マナーを守り、静かに幻想的なホタルの光を楽しみましょう。