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日本気象協会は11日、第8回桜開花予想を発表。桜前線は来週には東北北部へ進むでしょう。今週末は、桜が満開を迎えている北陸や東北南部などでは暖かなお花見日和になりそうです。

開花と満開の傾向

桜の開花前線は、5日に福島・仙台・新潟、7日に長野県松本に到達し、現在、東北地方と信州を北上中です。今週末までに山形や長野からも桜の開花の便りが届くでしょう。桜の開花前線は来週には東北北部に達する見込みです。今年の桜シーズンは各地で寒暖の変動が大きく、10日は神代桜や淡墨桜など見ごろの三大桜に雪が積もる寒さになりました。今週末は、桜が満開を迎えている北陸や東北南部などでは暖かなお花見日和になりそうです。
一方、東北北部では来週の中頃にかけて、たびたび寒気の影響を受ける見込みです。このため桜の開花前線の北上はややペースダウン。北陸や東北南部の開花は平年より5日前後早いところが多くなりましたが、これから開花する東北北部はおおむね平年並みの開花になる見込みです。秋田は4月16日、青森は22日に開花するでしょう。桜前線は大型連休スタートとともに津軽海峡を渡り、札幌は令和初日の5月1日に開花する予想です。
九州から関東ではすでに桜が満開を迎えたところが多く、散り始めて葉桜に変わりつつあるところも多くなってきました。これらの地域は開花から満開までの日数が長くかかり桜を長く楽しめましたが、東北北部や北海道では、例年同様に開花から3~5日程度で満開を迎える見込みです。

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各地の詳しい開花・満開予想日はtenki.jpの桜開花予想ページhttps://tenki.jp/sakura/expectation/をご確認ください。また、桜開花情報ページhttps://tenki.jp/sakura/では、全国で今、見ごろとなっている桜スポットを紹介しています。ぜひお花見の参考になさってください。