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5日朝は、日本海側では5月並みの暖かい朝の所も。午前6時の気温は、秋田や金沢では、東京や大阪よりも高くなっています。ただ、暖かさの後は「黄砂」が飛来する恐れがあり、注意が必要です。

日本海側 5月並みの暖かい朝 原因は?

5日は、日本海側では暖かい朝を迎えています。午前6時の気温は、秋田では11度1分、金沢は12度8分と、共に5月上旬並みでした。同じ午前6時の気温は、東京では8度3分、大阪では8度7分と、南に位置する東京や大阪よりも、秋田や金沢の方が気温が高くなりました。
日本海側で気温が高くなっている原因は、日本海を進む低気圧です。この低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込んでいて、さらに日本海側では南風の強い状態が続いているので、秋田や金沢では、昨日の日中から気温がほとんど変わらず、夜間も気温があまり下がっていません。

暖かさの後は 黄砂に注意

ただ、東北の日本海側や北陸では、暖かさをもたらした低気圧が遠ざかった後、今夜には、大陸から黄砂がやってくる予想です。黄砂は、春にやってくることが多いのですが、今回、日本で黄砂が観測されれば、今年初めてになります。今夜からは、黄砂で見通しが悪くなる恐れもありますので、交通機関などは注意が必要です。