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新年度は強い寒の戻りでスタート。日本海側は雪や雨で、日の差す太平洋側も寒いです。全国的に冬の装いが必要になるでしょう。

日本海側 4月の雪に注意

29日(金)は関東地方で寒の戻りとなりましたが、4月初めは全国的に冬のような寒さが戻るでしょう。4月1日(月)頃は、上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気が、関東から九州北部付近まで流れ込みます。これは平地でも「降れば雪」になるほどの強い寒気です。1日(月)から2日(火)にかけては日本海側で雪や雨が降り、西日本でも標高の高い所を中心に雪になる可能性があります。さらに上空5500メートル付近には4月としてはあまりないような強い寒気が流れ込むため、雲が発達して、あっという間に雪が降り積もることも考えられます。路面の状況が変わりやすくなりそうです。最新の気象情報、交通情報を確認し、4月だからと油断せず、車の運転は雪の装備を忘れないようにしてください。

太平洋側 ポカポカおあずけ 晴れても寒い

晴れ間の出る太平洋側も、にわか雪やにわか雨の所があるでしょう。天気の急な変化に注意が必要です。上空と地上との温度差が大きくなった場合には、降り方が強まったり、カミナリが鳴ったりします。こちらも最新の情報を確認してください。日差しがあっても、ポカポカ陽気とはいかず、最高気温は関東から九州でも15度に届かない所が多いでしょう。強く冷たい北西風が吹いて、4月とは思えない寒さとなりそうです。新年度のスタートは冬物のコートなど暖かい服装をご用意ください。4日(木)頃からは徐々に気温が上がる見込みです。