北海道の1か月 春時々冬・・そして春本番

2019/03/21 19:31

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21日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。3月下旬から4月のはじめ頃を中心に寒気の影響を受けやすいため、向こう1か月の平均気温は平年より低くなるでしょう。また、オホーツク海側と太平洋側では降水量が平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多い見込みです。日本海側は降水量と日照時間はともに、ほぼ平年並みでしょう。時折、寒さが戻ることがあり、季節が行ったり来たりしながら、少しずつ春になっていきそうです。 3月23日~3月29日 春と冬が行ったり来たり 23日と24日の北海道付近は西高東低の冬のような気圧配置となり、上空には寒気が流れ込むでしょう。太平洋側やオホーツク海側は晴れる所が多いですが、日本海側を中心に雪の降る所がある見込みです。全般に2月並みの寒さが戻り、稚内や旭川など日本海側北部を中心に真冬日となる所がありそうです。25日は一転し、広く晴れて日中は4月並みの暖かさとなる所がありますが、26日は気圧の谷が通過し、日本海側を中心に雨や雪が降るでしょう。その後、27日には再び寒気が流れ込み、寒さが戻りそうです。 3月30日~4月5日 春一時冬 春物コートでは寒い日も 引き続き、天気や気温が数日の周期で大きく変わりそうです。気温が上がりぽかぽか陽気になったかと思うと、低気圧や気圧の谷が通過し、雨や雪が降る。その後は大陸から寒気が流れ込み一時的に冬のような寒さが戻りますが、またすぐに春の陽気が戻ってくる。こんな天気の繰り返しとなりそうです。各地とも数日の周期で晴れたり、雨や雪が降ったりしますが、オホーツク海側と太平洋側は平年に比べて晴れる日が多いでしょう。気温は、4月のはじめにかけては強い寒気が流れ込むことがあるため、平年より低くなりそうです。 4月6日~4月19日 すっかり春の暖かさ 4月の2週目頃からは、低気圧と高気圧が交互に通過するようになるでしょう。低気圧が通過して天気が崩れても、すぐに高気圧が張り出し、晴れて南から暖かい空気が運ばれてくるようになる見込みです。天気は数日の周期で変わりますが、強い寒気が北海道に流れ込みにくくなるため、平年並みの暖かさとなってくるでしょう。

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