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今日(19日)の北海道は南から暖かな空気が流れ込み各地で気温上昇!広く4月並みの気温となり、札幌では昼過ぎに今年の最高気温を更新する13度7分まで上がりました。朝は6センチあった積雪が解け、午後1時10分に「積雪なし」となりました。

平年より半月も早い根雪の終日か!?

今日(19日)の北海道はサハリン付近を進む低気圧に向かって暖かな空気が流れ込み、最高気温(午後2時まで)は4月中旬から下旬並みとなった所が多くなりました。最も高くなった帯広では道内の今年の最高気温となる14度4分まで上がったほか、室蘭で13度9分、札幌で13度7分など道内約9割の地点で今年一番の気温となりました。札幌は朝から高めの気温で順調に雪解けが進み、6センチあった積雪が午後1時10分になしになりました。
根雪(長期積雪)には、「10日間以上積雪が継続すると、間に積雪のない期間があっても、それが5日以内ならば継続したものとみなす」という決まりがあるため、まだ根雪の終日が確定したわけではありません。根雪の終日を決める定義は細かく決まっていますが、例えばもし明日以降、積雪なしが5日以上続けば、札幌の根雪の終日は今日(3月19日)となります。札幌の根雪の終日の平年は4月3日ですが、このままいけば平年より半月も早く根雪の終日を迎えることになります。

春分の日にかけて高め気温続く

今週は明後日春分の日にかけて平年を上回る気温が続くため、道内各地で雪解けが進みそうです。さらに積雪のなくなる地域が増えそうですが、気温が上がるこの時期は、積もった雪全体が滑り落ちる大規模ななだれが発生しやすくなります。傾斜地など危険な場所には近づかないようにして下さい。