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札幌では昨日(16日)、朝晩を中心に雪が強まり、積雪は一時17センチまで増えましたが、今日(17日)の午後3時には積雪は11センチまで減り、路面も乾いてきた所が多くなっています。
明日(18日)以降は気温が一気に上がり、雪解けが加速しそうで、札幌の根雪の終日は記録的に早くなるかもしれません。

3月中旬に根雪終日なら29年ぶり

昨日の札幌は朝晩を中心に雪が強まり、日付の変わる頃は11センチだった積雪は午前9時には最大で17センチまで増えました。
今日も札幌では時折雪がちらつきましたが、日中にかけてプラスの気温で経過したこともあって積雪は減り、午後3時の時点で11センチと、昨日積もった分の雪は既に解けています。
明日から20日水曜日頃までは天気の大きな崩れはなく、気温もかなり高めになるため、雪解けが一気に進みそうです。現在11センチある札幌の積雪も、あと数日のうちになくなる可能性が高くなっています。
もし20日までに積雪がなくなり、根雪(長期積雪)の終日を迎えると、1990年以来29年ぶりに3月中旬での根雪終日となります。

最も早い記録は平成元年

根雪の統計は1961年から始まっていますが、統計史上、札幌の根雪が3月中旬で終わったのは過去3回だけ。最も早い記録は平成元年の1989年3月13日、史上2位は1963年の3月15日、3位は1990年の3月17日となっています。(史上4位は1964年の3月24日)
あと数日で積雪がなくなり、根雪終日となればこれらに次ぐ統計史上4位となります。
史上最も早い雪解けとともに平成の時代が始まりましたが、平成最後の雪解けも記録的に早いものになりそうです。