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本日(15日)、根室で流氷接岸初日となりました。平年より25日遅く、2年ぶりの接岸となりました。なお、根室の流氷観測は根室測候所が行っていましたが、測候所の無人化に伴い、2011年から根室市商工観光課と、根室市観光協会で観測し、根室市が情報発信しています。明日(16日)、明後日(17日)は、根室など道東方面を中心に、まとまった雪の量になりそうです。

4番目に遅い観測に

昨年の根室では流氷接岸初日が観測されないなど、5年に1~2回程度、流氷接岸初日が観測されない年もありますが、流氷が接岸した年の中では4番目に遅い観測となりました。ちなみに、1946年の観測開始以来、最も遅い観測は1979年の4月2日です。16日にかけて、流氷に大きな動きの変化はない見込みです。明日(16日)はお休みという方も多くいらっしゃると思いますが、観光に出かけてみるのもよさそうです。

明日の朝まで 道央や道南方面で強い雪

北海道の南を低気圧が進む影響で、明日(16日)は、道央や道南方面で朝にかけて局地的に雷を伴って強い雪となり、5センチから10センチ程度、新たに雪が降るでしょう。積雪が0となっている、函館や室蘭でも再び雪が積もる見込みです。湿った重たい雪が積もり、朝は雪かきが大変になりそうです。電線や道路標識などへの着雪や落雷に注意が必要です。

明後日にかけて 道東方面が雪の中心

明日の朝には十勝地方で雪の降り方が強まり、昼前からは釧路や根室地方で強い雪が長く続くでしょう。積雪が0となっている帯広でも再び積雪状態となり、路肩に多少雪山が残る程度の釧路でも、路面には広く雪が積もりそうです。明後日(17日)日曜日にかけて降る雪の量は、道東方面では20センチ前後と、ややまとまった雪の量になるでしょう。新生活の準備などに、土日を利用する予定のある方は、雪かきの時間を考慮するなど、時間にゆとりを持った行動が必要になります。