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関東は、土曜日は午前中を中心に雨で、日曜日の午後は急な雨に注意。来週は一段と春めいて、いよいよ東京で桜が咲く予想。

土日 雨の降り方を詳しく

関東は、16日土曜日は、昼頃まで広い範囲で断続的に雨が降るでしょう。午前中にお出かけの方は、傘が手放せません。また、沿岸部ほど大気の状態が不安定で、局地的にカミナリが鳴りそうです。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。更に、上空の寒気の影響で、関東北部の標高の高い所では、雪の降る所があるでしょう。3月も半ばですが、峠を越える車は、路面状況の変化に十分お気を付け下さい。そして、最高気温はこの時期にしては低いでしょう。雨に濡れて、体調を崩さないよう、暖かい上着でお出かけ下さい。
17日日曜日は、広く晴れて、この時期らしい陽気になるでしょう。予報は晴れマーク1つで、スギ花粉が「非常に多く」飛ぶので、対策が欠かせません。そして、午後は少し変わりやすい天気で、急に雨のパラつく所がありそうです。雨は降ったとしても弱い雨で、降る時間も短いですが、空模様の変化に、ご注意下さい。お出かけには、折りたたみの傘をお持ちになると、安心です。

来週 日に日に暖かく 桜のつぼみも開花へ

来週の前半は、日差しに春の暖かさを感じる日が続くでしょう。ただ、この時期、晴れると、朝晩と日中の「気温の差」が大きくなりますので、服装で上手に調節して下さい。週の半ばにかけて、日に日に暖かくなり、20日水曜日は、最高気温が20度近くまで上がる所が多いでしょう。この暖かさで、関東では、南部を中心に、桜のつぼみも順調に膨らみそうです。21日木曜日と22日金曜日には雨が降る予想ですが、この雨は「催花雨(さいかう)」といって、春の花の開花を催す(咲かせる)雨になるでしょう。日本気象協会が14日木曜日に発表した「2019年 桜開花予想」によりますと、予想開花日は、東京千代田区と横浜市で3月21日、谷市で25日、前橋市で26日、水戸市で27日、銚子市と宇都宮市で28日となっています。いずれも平年より5日前後早く、来週後半には、いよいよ桜のシーズンが始まるでしょう。

桜の開花 基準は?

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なお、東京の桜の開花を判断する基準となる木(標本木)は、靖国神社にあるソメイヨシノです。この木の花が5、6輪咲くと、気象庁から「桜の開花」が発表されるのです。東京以外でも、各気象台が、それぞれ標本木を定めていて、毎年、同じ木を観測しています。

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14日木曜日に撮影した画像では、東京の桜の標本木は、まだつぼみの状態ですが、あと1週間もすれば、咲き始めるでしょう。東京では、3月30日土曜日に満開を迎える予想です。ちょうど、入社式には、満開の桜がお祝いしてくれそうです。今年は、いつもの年より桜のシーズンが早いので、お花見の予定も早めに計画するのが、オススメです。