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14日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。3月中旬を中心に暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の平均気温は高い見込みです。天気は平年通り、数日の周期で変わることが多いため、降水量と日照時間はほぼ平年並みとなる見込みです。なお、今後の気温が「3月後半は高め」、「4月は平年並みか高め」などの予想から、日本気象協会で発表した第4回「桜の開花予想」では道内の桜の開花は平年並みか早い見通しとなっています。

3月16日~3月22日  4月中旬並みの陽気も

16日は低気圧や気圧の谷の影響で広く湿った雪が降り、沿岸など雨になる所もあるでしょう。外出の際は最新の気象情報に注意が必要です。17日は日本海側やオホーツク海側では午前を中心に雪の降る所がありますが、午後は広く天気が回復するでしょう。18日と19日は天気の大きな崩れはなく、広く晴れ間が出るでしょう。20日以降は再び低気圧や気圧の谷の影響を受けやすくなり、雪や雨の降る所が多くなる見込みです。気温は平年並みか高く、特に18日と19日の日中は4月上旬から中旬並みの陽気となりそうです。

3月23日~3月29日 時々、春の淡雪

高気圧の張り出しの中となることもありますが、低気圧からのびる前線が北海道付近を通過することもありそうです。そのため、日本海側では数日の周期で晴れたり、雪や雨が降ったりするでしょう。オホーツク海側と太平洋側でも、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。なお、低気圧が北海道付近を通過することはありますが、発達した低気圧の影響を直接受ける可能性は小さい見込みです。気温は平年並みですが、3月中旬の気温が平年より高い予想のため、肌寒さを感じることもありそうです。

3月30日~4月12日 日々、春の風景へと変化

高気圧と低気圧の影響を交互に受ける春の気圧配置が続くでしょう。各地とも天気は数日の周期で変わり、太平洋側とオホーツク海側では平年通りに晴れる日が多い見込みです。気温はほぼ平年並みでしょう。日ごとに強まる日差しの暖かさを実感できるようになり、周囲の風景には日ごとに春が広がってきそうです。

札幌の桜 6年連続で4月に開花?!

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本日14日、日本気象協会が第4回「桜の開花予想」を発表しました。前回(第3回)の予想と大きな変更はなく、札幌や函館など道央や道南は平年より3~4日早い開花となる所が多くなる見込みです。旭川や帯広、釧路、網走など道北や道東は平年並みでしょう。札幌では桜の開花の平年日が5月3日ですが、2014年から2018年まで5年連続で4月に開花しています。今年は平年より3日早い4月30日の予想ですので、6年連続で4月の開花となるかもしれません。お花見の計画はここ数年と同じように早めに立てておくとよさそうです。