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この先1か月は本格的な芽吹きの季節。平成最後となる春のイベントも目白押し。全国的に気温は平年より高く、季節の進みは早いので、桜前線は足早に列島をかけ上がりそう。

向こう1か月の天気傾向

この先1か月は、暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温は平年より高いでしょう。暖かさに誘われて桜前線は足早に日本列島を北上する見込みです。太平洋側では晴れる日が多く、桜の名所は国内外の観光客でにぎわいそうです。降水量は全国的にほぼ平年並みでしょう。

1週目(3月16日~22日)

全国的に短い周期でコロコロと天気が変わりますが、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。気温は北日本、東日本、西日本では平年よりも高い見込みです。特に、北日本では平年よりかなり高い気温となる所があり、雪解けは例年より早いペースで進みそうです。なお、日本気象協会が14日発表した『2019年桜開花予想』によりますと、18日には福岡や愛媛県宇和島で桜前線がスタートし、21日には東京でも桜の開花が予想されています。暖かさに誘われて、週の後半には続々と桜の開花の発表がありそうです。

2週目(3月23日~29日)

東日本や西日本では、引き続き平年よりも暖かい状態が続くでしょう。桜前線は順調に北上していきそうです。天気は数日の周期で変わりますが、特に太平洋側では晴れの日が多くなり、お花見の計画も立てやすいでしょう。ただ、春は一日の中の寒暖差が大きな時期。日中はポカポカ陽気でも、日が暮れると気温がグッと下がります。夜桜見物には、寒さ対策が欠かせません。
一方、北日本では平年並みの気温になりそうです。まだ寒の戻りがありますので、油断せず、体調管理にご注意ください。

3~4週目(3月30日~4月12日)

西日本と東日本では、平年より気温が高い状態が続きそうです。西日本と東日本では、今年の桜は咲き急いでしまいそうですから、お花見を計画される方は、早めの日程で予定を立てておいた方が良いでしょう。引き続き、太平洋側では晴れる日が多く、天候に恵まれるチャンスは多くなりそうです。
北日本では平年並みの気温で、桜のつぼみも順調に膨らむでしょう。沖縄・奄美の気温は、平年より高い予想です。前線や湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が多いものの、晴れる日は海水浴が楽しめそうです。

北日本=北海道、東北
東日本=関東甲信、東海、北陸
西日本=近畿、中国、四国、九州(奄美を除く)