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きょう14日の関東地方は、晴れているわりには空気がヒンヤリとし、午前中はスギ花粉も比較的少なくなりました。ただ、都内ではヒノキ花粉も飛び始め、花粉症の方にとって辛い季節はまだ続きそうです。

日差しあっても空気はヒンヤリ 花粉飛散も小休止

きょう14日の関東地方は、朝は南部を中心に2月中旬から下旬並みの冷え込みとなった所が多く、東京都心や千葉市では最低気温が5度を下回りました。日中もきのうほど気温が上がらず、正午の気温で比べると、東京都心ではきのうより6度低い12.6度、横浜市ではきのうより5度低い11.6度など、きのうより5度前後低い所が多くなり、空気がヒンヤリとしています。
このため、たっぷりの日差しが届いているにもかかわらず、スギ花粉の飛散数は、きのうやおとといと比べると少ない値で推移しています。環境省の花粉観測システムによると、南関東の花粉の飛散数は、午後1時までの時点で、雨の降った11日以来の水準となりました。

東京都でヒノキ花粉がシーズンイン

東京都福祉保健局によると、多摩では11日と12日に、2日連続で1㎠に1個以上のヒノキ花粉が観測され、都内でもヒノキ花粉が飛び始めています。関東地方のヒノキ花粉の飛散ピークは、例年、スギ花粉の飛散ピークに遅れてやってきます。日本気象協会の予測によりますと、東京では2019年は4月上旬から中旬にかけてがヒノキ花粉の飛散ピークとされ、本格的な飛散はまだまだ先です。ただ、敏感な方はそろそろ注意をしておいた方がよさそうです。また、スギ花粉のシーズンもまだ終わっていません。花粉症の方にとっては、この先もしばらく辛い季節が続いてしまいそうです。