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東京都心は、晴れの一日ですが、春風が吹いて、髪や裾にいたずらしそう。大量に飛ぶ花粉に警戒を。空気の乾燥にもご注意。

都心のきょう 晴天春風花粉も乾燥も

日本付近は、寒気を伴った気圧の谷が通過中ですが、気圧配置は次第に西高東低型になります。このため都心は晴天が続く見込みです。
午前9時現在、都心(北の丸公園)の気温は14度0分、南南西3.9メートルの風が吹いています。湿度は52パーセント。池袋サンシャイン60の地上200メートルにある窓から見る都心の空は快晴です。きのうの同じ時間に比べると、ほぼ同じ気温、やや強めの風、多めの湿度といったところ、朝日をバックにした東京スカイツリーが少し霞んでいるのは多湿のためとみられます。
きょう日中は、乾燥した晴天になる見込みで、最小湿度は20パーセント台まで下がりそうです。天気図上では、等圧線の間隔が狭くなることから風が強まりやすい予想です。昼前後をピークに夜にかけては、南西の風が最大では15メートルになりそうです。この数字は平均風速(10分間の平均)で、風の息つまり瞬間的な風はこれを超えることになります。ビル街では「ビル風」になって、髪や裾を乱すだけではなく、前に進むのが厳しくなるかもしれません。春風のいたずらにご注意下さい。
最高気温は、きのうと同じかやや高めの18度前後を予想しています。陽だまりではぽかぽか陽気ですが、一歩風があたる所にでると体感温度はすぐに下がります。きのうは軽めの服装だった方も、きょうは風を通しにくい服装がよさそうです。
晴れて気温が上がって風が強いと、スギ花粉は遠くのスギ林から次に次に飛来します。日中上空に舞い上がった花粉は、夕方になって風が収まる頃、地上に降りてくることが、これまでの観測で確認されています。きょうも同じような条件ですから、日中も宵の口も念入りな花粉対策を欠かせないでしょう。花粉から身を守るポイントは、何よりも花粉を持ち込まないこと寄せ付けないことです。