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7日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。向こう1か月の平均気温は高いでしょう。3月中頃にかけて気温はかなり高く、3月後半から4月はじめにかけては緩やかに暖かさが増してきそうです。また、北海道付近を発達した低気圧が通過することがありますが、頻度はあまり多くない見込みのため、向こう1か月の降水量はほぼ平年並み、日照時間もほぼ平年並みでしょう。

3月9日~3月15日 雨と雪とミゾレと風  荒れる所も

9日や10日は広く晴れて、日中は気温が高くなるため、各地で外出日和となりそうです。しかし、11日から12日頃は低気圧が北海道付近を通過するため、風が強まり、湿った雪やミゾレが降るでしょう。また、南西部を中心に広く雨が降る時間もあるため、なだれや融雪による河川の増水などの危険性が高まります。今後の気象情報に注意してください。13日は日本海側で雪の降る所がありますが、14日以降は天気の大きな崩れはなく、所々で雪が降る程度でしょう。気温は平年並みか高く、4月並みの暖かさとなる日が多くなりそうです。

3月16日~3月22日 気温は引き続き高め

高気圧と低気圧が交互に通過する春の気圧配置となるでしょう。日本海側は数日の周期で晴れたり、雨が降ったりする見込みです。オホーツク海側と太平洋側でも天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。時折、発達した低気圧が北海道付近を通過することもあるため、天気予報からは目が離せなそうです。気温は引き続き平年より高いでしょう。

3月23日~4月5日 ヒバリりがピチュピチュ、ぽかぽか陽気

高気圧と低気圧が交互に通過するでしょう。各地とも数日の周期で天気が変わり、オホーツク海側や太平洋側は平年通りに晴れる日が多い見込みです。気温はほぼ平年並みとなるでしょう。そろそろ、ヒバリの季節です。初鳴の平年日は函館で3月30日、帯広で4月2日などです。辺りの風景も聞こえてくる鳥のさえずりにも春を感じられるようになりそうです。

桜前線 4月24日北海道上陸の予想

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本日7日、日本気象協会が第3回目の「桜の開花予想」を発表しました。この先、3月から4月にかけて気温は高めに経過し、5月は平年並みとなる予想のため、北海道内の桜の開花は平年並みか早い予想となりました。松前は4月24日、函館は4月26日でともに平年より4日早いでしょう。札幌も平年より3日早い4月30日の予想となるなど、南西部は広く平年より早め、帯広や釧路、旭川、網走など北部や東部は平年並みの所が多くなりそうです。