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関東は、雨がいったん止んでも、油断大敵です。大気の状態が不安定なので、突然、カミナリ雲が発達して、雨がザーッと降ることも。空模様の急な変化に注意。

西ではすでに「落雷」を観測 関東も大気の状態が不安定に

7日の関東は、弱い雨が降ったり止んだりしていますが、この後、お帰りの時間帯は、局地的に雨の強まる可能性があります。すでに、昼前には、近畿北部付近で落雷が観測されていて、関東も、この後は大気の状態が不安定になりそうです。いったん雨が止んでいても、また、急にザーッと雨が降りだしたり、カミナリの鳴る所もあるでしょう。昨日6日は二十四節気の「啓蟄」で、暦の上では虫たちが土の中からでてくる頃ですが、その虫たちもビックリして目が覚めてしまうほどの雷雨になる恐れもありますので、落雷や突風、ひょう、急な強い雨に十分な注意が必要です。時々、tenki.jpで雨雲の様子もご確認下さい。

カミナリ雲の近づくサインは

カミナリ雲が近づくサインは、大きく3つ。「真っ黒い雲が近づいてきた」「カミナリの音が聞こえてきた」「急に冷たい風が吹いてきた」です。関東では、すでに冷たい雨が降っていますので、「真っ黒い雲」や「冷たい風」には気が付きにくい状態だと思いますが、カミナリの音が聞こえたら、すでに危険な状態です。いつ落雷してもおかしくない状態ですので、ゴロゴロと聞こえたら、できるだけ安全な所へ避難して下さい。

「春雷」のポイントは

さらに、この時期は、まだ上空の寒気が強いのがポイント。春のカミナリは「春雷」と呼ばれて、春の到来を告げるだけでなく、ひょうを降らせることもあります。カミナリ雲が発達する時間は短いですが、「春雷」には十分お気を付け下さい。