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きょうの都心は、朝は幻想的な靄(もや)。日中は青空で気温上昇、花粉飛散が急増。夜になるとにわか雨の可能性と変わりやすい天気。

都心 春うららの陽気

きょう(20日:水曜)の都心の天気、特徴は「移り気」です。
けさは靄(もや)に包まれた東京都心。最低気温は5度4分(午前8時まで)、雨上がりの暖かい朝を迎えました。靄(もや)は、きのうの雨の置きみやげで、午前7時半ごろの湿度は100パーセントでしたが、太陽が高くなるにつれて解消し、青空が広がっています。日中の最小湿度は40パーセント台になる見込みです。日中は、このまま晴れて、最高気温は18度まで上がるでしょう。きのうより5度高い気温で、4月上旬頃の陽気です。東京のサクラ(ソメイヨシノ)の満開日が、平年だと4月3日ですから、ちょうどそのころの陽気です。

花粉が多く飛びそうです

「雨上がり」「晴天」「気温上昇」、これだけでも花粉が飛びやすい条件がそろいますが、きょうはこれに「やや強い風」が加わります。風が強いと、郊外のスギ林から次々と花粉が届きやすくなります。花粉症の方々には「NG」な気象条件です。
花粉から身を守ることが何より。洗濯物は、よく払い落としてから取り込みましょう。外出から戻ったら、玄関先で衣服や頭や顔に付着した花粉を払い落としましょう。花粉症の方はもちろんですが、ご家族や職場の同僚などに花粉症の方がいる場合も、是非ご協力ください。

夜は天気急変の可能性

低気圧が去って、日中は移動性高気圧に覆われますが、夜は上空に寒気を伴った気圧の谷が関東地方を通過する見込みです。日中昇温した地上の空気と上空の冷たい空気との間で温度差が大きくなると「大気の状態が不安定」になります。夜6時ごろから9時ごろにかけて都心の空は曇りマークで、にわか雨の可能性があります。職場や学校に置き傘はあるでしょうか。外回りの方は折りたたみ傘を持って置くと安心です。千葉県や茨城県では「雷を伴う」こともありますから、こちらに帰宅される方は落雷や突風にもご注意下さい。