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真冬の空気をもたらす強い寒気は、月曜日から次第に北上する見込みです。来週は厳しい寒さからは解放されて、春のきざしを感じられそうです。

強い寒気北上

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徐々に力を増している日差しには、冷たい空気のなかにも春を感じられるようになってきました。この先、来週は太陽の光だけでなく、気温にも春を感じられそうです。日本列島に長く居座っている上空の強い寒気。17日(日)の朝は、まだ北海道から近畿にかけてと中国地方を覆っていますが、昼頃からはだんだんと北上していく見通しです。18日(月)の朝には北海道と東北が中心となり、火曜日以降はさらに北へと離れるでしょう。

春のきざし

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週間天気の最高気温に注目すると、オレンジ色が20日(水)前後に多く、全国的に平年より2度から5度以上高くなる見込みです。19日(火)の最高気温は札幌で7度と3月下旬並み、福岡は17度と4月上旬並みでしょう。20日(水)は全国のアメダス地点の約6割で10度以上、3割弱は15度以上の予想です。東京では20度近くまで上がり、4月中旬頃の暖かさでしょう。
ただ、天気に注目すると、19日(火)から前線を伴った低気圧が本州付近を通過する見込みで、20日(水)にかけて雨マークの所が多くなっています。低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、19日(火)は西日本の太平洋側で荒れた天気になるおそれがあります。このため、晴れて気温が上がり、穏やかな天気というよりは、大雨や積雪の多い所では、なだれに注意が必要になりそうです。これも春のきざしの一つで、季節が進んでいる証拠。十分に注意して下さい。