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きょう14日は、冬型の気圧配置となって、日本海側では所々で雪が降る一方、太平洋側では日差しがあって空気がカラカラに乾燥しました。あす15日は、冬型の気圧配置が緩み、高気圧に覆われます。ただ、天気の移り変わりは早く、西には低気圧の気配。あさって2月16日は「天気図記念日」です。あすは、記念日を前に「主役が刻々変わる」一日と言えます。

あす15日 主役は高気圧と低気圧

あす15日、午前9時の予想天気図を見ると冬型の気圧配置が緩んで、日本列島は移動性の高気圧に覆われる見込みです。きょう雪が降っていた北陸から北の日本海側も日差しがありそうです。ただ、高気圧の西側には低気圧を含む気圧の谷があって、あす日中、日本列島に近づきます。このため、全国的にも晴れが期待できるのは午前までとなりそうです。
あさって2月16日は「天気図記念日」です。今から136年前の1883年2月16日、ドイツ人の気象学者クニッピングの尽力により、東京気象台(現在の気象庁)で日本初の天気図が作成されました。
あすは、この記念日を前に「主役が刻々変わる」一日と言えます。

日本気象協会発表 あす15日の天気

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あす15日は、沖縄では雨が降ったりやんだりの天気です。九州から近畿にかけても天気が下り坂で、午後は九州を中心に雨の降る所があるでしょう。東海と関東甲信、北陸は晴れるのは午前が中心です。午後は所々で雨雲がかかり、北陸周辺では雷の鳴る所がありそうです。東北と北海道は、太平洋側を中心に日差しがあるものの、日本海側から雲が多くなり、午後は次第に雪となる所があるでしょう。

週末はいかに

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あさって土曜日は、日差しが期待できるのは東海から東北にかけての太平洋側が中心です。そのほかは曇り空が続いて、沖縄では雨、新潟や秋田では雪が降りやすいでしょう。17日日曜日は土曜日よりも晴れのエリアは広がりますが、北陸から北の日本海側はまだ雲が多いです。
先週末から続く真冬のような寒さはこの週末にかけても北日本を中心に続く傾向ですが、来週は日増しに寒さは解消して、一気に春本番を思わせる陽気がやってくるでしょう。