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きょう8日、北海道は日中も氷点下10度に届かず、極寒。猛吹雪の所も。東北や関東以西も気温がきのうほど上がらず、春の陽気から真冬の寒さへ。

北海道上空の寒気 観測史上最強クラス

きょう8日、日本付近は冬型の気圧配置に。北海道上空1500m付近で氷点下24度以下と、1957年(昭和32年)の統計開始以来で最強レベルの寒気が流れ込むでしょう。(札幌上空1500m付近で最も低い気温を観測したのは、1984年12月24日で、氷点下24.0度)
【各地の天気】
北海道は日本海側を中心に雪や吹雪。特に昼前にかけては、最大瞬間風速30m/sと非常に強い風が吹く所があり、猛吹雪や吹き溜まりによる交通の乱れに警戒が必要です。
東北も日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所があるでしょう。
北陸から山陰も雪や雨が降ったり止んだりです。
関東から西の太平洋側や九州は日差しがありますが、風が冷たいでしょう。
沖縄は雲が多く、午前を中心に所々で雨や雷雨がありそうです。

全国的に厳しい寒さに 北海道は氷点下10度に届かず

最高気温は、全国的にきのうより低いでしょう。
北海道は、これまでにほとんど経験のないような寒さで、札幌は氷点下11度、旭川は氷点下12度の予想です。
東北北部も一日中氷点下の真冬日の所が多く、秋田は氷点下3度までしか上がらないでしょう。
東北南部や北陸も凍えるほどの寒さで、仙台と金沢で2度の予想です。
関東から九州も、春の陽気から真冬の寒さに戻ります。東京と名古屋と大阪は9度、広島は11度、高知は13度、福岡は11度の予想です。
沖縄も、きのうほど上がらず、那覇は22度の予想です。
全国的に冷たい北よりの風が強めに吹いて、体感温度はさらに下がるでしょう。防寒を万全にしてお過ごしください。
なお、あす以降もしばらく、全国的に厳しい寒さが続くでしょう。