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日本気象協会は、桜(ソメイヨシノ)の開花予想(第1回)を発表しました。今年の開花は全国的に平年並みか早くなりそうです。最も早い開花は福岡と本で3月19日と予想。3月下旬には続々と開花の便りが届きそうです。

今年の開花は平年より早い?遅い?

2019年の桜(ソメイヨシノ)は、記録的に早い開花となった昨年よりは遅いものの、全国的に平年並みか早い見込みです。
この冬は(12月~1月)は、西・東日本を中心に寒気の流れ込みが弱く、暖冬傾向となりました。また、2月4日には北陸で「春一番」が吹き、全国的に気温が平年より高くなりました。
この先は、2月中旬ごろに一時的に強い寒気が流れ込むため、休眠打破(※)が順調に進むと見込まれます。2月下旬以降は、気温が平年並みか高くなるため、春の訪れがやや早まると予想されることから、予想開花日は平年並みか早いでしょう。
※休眠打破:前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること

今年の全国トップは福岡と熊本!

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今年一番早い開花が予想されているのは、福岡と熊本で、3月19日。次いで長崎と佐賀、高知で21日。東京は22日で、去年より5日遅いですが、平年より4日早い開花となりそうです。3月末までに西日本から東日本の広い範囲で開花し、北陸や長野、東北では4月上旬から中旬に開花する所が多く、4月末には桜前線が津軽海峡を渡り、4月29日に函館で、5月3日に札幌で開花するでしょう。
北海道の標本木:札幌、函館、室蘭がソメイヨシノ、旭川、帯広、釧路、稚内、網走がエゾヤマザクラ

ソメイヨシノの標本木48地点と日本三大桜3地点

全51地点の桜(ソメイヨシノの標本木48地点と日本三大桜3地点)の予想開花日は、日本気象協会が運営する天気予報専門メディア『tenki.jp(てんきじぇーぴー)』桜の開花予想ページにて公開しています。