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8日は、冬型の気圧配置が強まり、北海道上空1500m付近には氷点下24度以下という1957年(昭和32年)の統計開始以来、最強に相当する寒気が流れ込む見込みです。このため、日中でも気温は上がらず、道内の主な都市は最高気温でも氷点下10度前後と厳しい寒さとなります。屋外での活動や水道凍結に注意が必要です。また、日本海側では西または北西の風が強く、広い範囲で吹雪きや地吹雪となり、沿岸を中心に視界がなくなるような猛吹雪となる恐れがあります。

厳しい寒さ、続きます。

8日の道内は、日中の気温でも氷点下10度前後の所が多く、記録的に厳しい寒さとなるでしょう。上空の史上最強の寒気は8日夜から9日午前にかけて北海道の東へ抜ける見込みですが、9日以降も上空には寒気が居座るでしょう。そのため、8日の最強寒波の後も、来週中ごろ(14日頃)にかけて、気温は平年より4度前後低い状態が続く見込みです。9日以降、札幌では最高気温でも氷点下4度前後で経過しそうです。

8日未明~昼前は日本海側でホワイトアウトに警戒

8日は日本海側を中心に雪が降り、西または北西の風が強く、沿岸部など猛吹雪となる所があるでしょう。周囲が真白くなり何も見えなくなるホワイトアウトが起こる恐れもあります。特に8日未明から昼前にかけては、猛吹雪による視界不良や吹きだまりによる交通障害に警戒してください。8日12時までの24時間降雪量は上川や留萌地方などの多い所で30cmの予想です。また、日本海側で予想される最大瞬間風速は陸上と海上でともに30メートルに達し、海は4メートルとしける海域が多いでしょう。不要不急の外出は控え、大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。

雪まつりシーズン 札幌は?

札幌では2月11日まで「さっぽろ雪まつり」が開催されています。8日は日本海側を中心に猛吹雪などの恐れがありますが、札幌中心部では多少雪は降るものの、猛吹雪などの恐れはない見込みです。しかし、風がやや強く厳しい寒さとなるため、しっかりとしたフード付きのコートや厚手の服、靴に温かい中敷を入れるなど、厳重な防寒対策をした方がよさそうです。