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一時的に寒気が入ってもすぐに緩み、また寒気が入る…という気温変化を繰り返していましたが、この週末は、真冬の寒さが長く続きそうです。北日本の寒気は、これまでより強さを増して、さらには長期滞在型となって、居座る形になるでしょう。連休中はずっと寒さが続く見込みです。これまでも寒い日がありましたが、今回はそれ以上に寒くなり、底冷えするような厳しい寒さが長く続きそうです。

たった1日で気温差10度!?

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あす6日(水)は、日本海に発生する低気圧と、本州の南岸を進む低気圧の影響で、東北北部と南部でそれぞれ天気が崩れそうです。青森県の津軽半島や下北半島で雪が続き、午後は福島県の沿岸部で雨が降るでしょう。7日(木)は北日本で冬型の気圧配置となって、日本海側を中心に雪や雨が続きそうです。7日(木)頃までは、気温は大きく平年を上回る所が多いでしょう。ところが、8日(金)には気温は急降下します。7日(木)と8日(金)では、最高気温は10度前後も変わる所がありそうです。

これまでよりもさらに強い寒気

8日(金)になると上空を気圧の谷が通過するタイミングで、北日本には強い寒気が流れ込みます。東北地方上空1500メートル付近はマイナス18~マイナス20℃くらいまで気温が下がりそうです。この冬、もっとも強かったのが2月1日のマイナス15.2℃でしたので、それ以上に強い寒気となるかもしれません。地上の気温は最高でも0度前後となる可能性があって、かなりの厳しい寒さとなる見込みです。

長期間に及ぶ極寒

その後も、3連休の9日(土)から11日(月)にかけてずっと寒気が居座って、長期間にわたって寒さが続くことになりそうです。朝の冷え込みは岩手県盛岡市で氷点下10度前後、青森市や秋田市、山形市で氷点下8度前後、宮城県仙台市や福島市でも氷点下5度前後まで下がり、この冬もっとも強い冷え込みになるでしょう。日中も氷点下のままで経過するところが多く、広い範囲で真冬日となる見込みです。
インフルエンザや風邪も流行していますので、さらに体調管理に気を付けてお過ごしください。水道管の凍結するおそれもあります。お休み前や、連休中に旅行などで家を留守にする方は、水抜きをするなど、必ず対策をしておきましょう。