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1週間で約10万人増加。きょう1日(金)に厚生労働省から発表されたインフルエンザ発生状況。1月21日から1月27日にかけての1週間で、推計患者数が222.6万人となりました。

一週間でインフルエンザ患者数10万人増加

きょう1日(金)に厚生労働省が発表したインフルエンザ発生状況によると、1月21日から1月27日の1週間に全国の医療機関を受診した患者数は約222.6万人(推計)となりました。前週よりも約10万人増加したことになります。年齢別で見てみると、0~4歳が約26.9万人、5~9歳が約41.1万人、10~14歳が約29.0万人、15~19歳が約13.2万人、20代が約16.7万人、30代が約21.3万人、40代が約23.6万人、50代が約17.6万人、60代が約15.1万人、70代以上が約18.2万人となっています。

昨年よりも流行拡大

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一医療機関当たりの患者報告数をみても、前週よりも増加し、インフルエンザが猛威を振るっていることがわかります。また、昨年の同時期と比べてみても、今年はそれを上回っています。昨年はインフルエンザが大流行となりましたが、今年は昨年を上回るペースで拡大しており、記録的な流行が懸念されます。

この先も感染拡大懸念

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きのう31日は、南岸低気圧の影響で関東地方などでも雨や雪となりました。ただ、お湿りは限定的で、きょう正午の東京都心の湿度は33%。関東甲信地方を中心に空気のカラカラが復活しています。この先も関東甲信地方を中心に晴れる日が多く、空気の乾燥が続きそうです。手洗いや人混みでのマスクの着用、十分な睡眠をとるなど、インフルエンザ対策が欠かせません。