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関東地方は空気カラカラで記録的少雨となっています。東京の1月降水量はこれまでに0.5ミリ。このまま1月いっぱい無降水の可能性大です。火の元はもちろん、インフルエンザや風邪に要注意です。

東京 43年ぶり少雨記録か

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関東地方は空気のカラカラ状態が続いています。きのう26日(土)は、横浜と銚子、水戸で初雪を観測し、関東地方は全ての県で初雪が観測されましたが、26日(土)の降水量は、銚子で6.0ミリ、横浜と水戸はともに0.0ミリ。0.0ミリというのは降水はありましたが、0.5ミリに足りない場合を差します。つまりお湿り程度にもなっていません。1月1日~26日までの降水量は、東京は0.5ミリと平年の1%。横浜は1.0ミリで平年の2%、千葉は2.0ミリで平年の4%、さいたまはや前橋、宇都宮、水戸は0.0ミリで平年の0%です。関東北部は群馬県のみなかみなど山間部は雪が降っていて平年並みか多くなっている所もありますが、平野部は空気カラカラ状態が続いています。東京は0.5ミリのまま1月が終わると、統計開始以来3位タイの記録となります。関東の水瓶である利根川上流8ダム貯水状況は、25日(金)0時現在、平年の約80%となっています。

1月はもう雨はない?

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この先、1月中に雨が降る可能性がある日は2回。あす28日(月)と31日(木)です。あす28日(月)寒冷前線が通過し、関東の南の海上にも気圧の谷が東進する見込みです。ただ、関東地方は北にと西に2000メートル級の高い山があるため、寒冷前線が通過する際、この山に雨雲がせき止められるため、平野部での雨は期待できないです。また、南の海上にも雨雲が進みますが、これまた陸地から離れて通るため雨が降ったとしても三浦や房総など南部沿岸部の一部でパラツク程度となりそうです。31日(木)は、いまのところ曇り予想ですが、気圧の谷の影響で東京でも雨の可能性もあります。ただ、降ったとしてもまとまった雨にはならなさそうです。記録的少雨の1月になる可能性は大です。また、1か月予報では2月も湿った空気の影響を受けにくく、降水量は平年並みか少ない予想です。空気が乾燥し、火災が多くなっています。また、インフルエンザ患者数大幅増で流行ピークと、25日(金)、厚生労働省は発表しました。火の元や体調管理には十分に注意しましょう。