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今日(26日)、オホーツク海側の紋別で沖合の水平線上に流氷が現れ、流氷初日となりました。北海道ではオホーツク海の流氷観光をはじめ、本格的な冬の観光の季節到来です。

紋別で流氷初日

北海道付近は、発達した低気圧が東へ抜けたあと北よりの風が吹きやすい気圧配置となりました。この北風に乗ってオホーツク海の流氷は南下し、13日の網走に続いて、今日(26日)紋別市で今シーズンはじめて流氷が観測され、「流氷初日」となりました。「流氷初日」とは、漂流してきた流氷が視界内に初めて現れた日のことです。
なお紋別では2007年に紋別測候所の観測が終了した後、2008年から紋別市が引継ぎ、観測を実施しています。

今後の流氷の動き

オホーツク海の流氷は、26日現在、オホーツク海側の海岸から10キロから20キロにあり、知床半島付近など一部では接岸している所があります。今後一週間は冬型の気圧配置となる日が多く、オホーツク海の沿岸に更に近づき、接岸する範囲が広がる見込みです。
日本で流氷が見られるのは北海道だけです。紋別では「流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ」が、網走では「網走流氷観光砕氷船おーろら」がそれぞれ運航を開始しています。オホーツク海の流氷観光を皮切りに、北海道ではこれから冬の祭りが各地で開催されます。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。