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一昨日(24日)の北海道は、発達した低気圧とその後の強い冬型の気圧配置の影響で、冬の嵐となりました。オホーツク海側では一日で50センチ以上の雪が降った所もあり、一気に積雪が増えました。この週末は冬としては割合穏やかですが、雪の事故には注意して下さい。

この時期本来の雪の深さに

オホーツク海側では今週水曜日(23日)まで、積雪が全般に平年の半分ほどしかなく、内陸では平年の3割程度しかないという所もあるほど、雪の少ない状態が続いていました。ただ、一昨日(24日)は、冬型の気圧配置で北よりの風が強まったため、オホーツク海側の内陸を中心に大雪となりました。一昨日(24日)の日降雪量は、紋別北部の滝上で51センチ、紋別北部の西興部で42センチ、紋別南部の遠軽で36センチ、紋別南部の白滝と紋別北部の雄武で34センチなど内陸を中心に30センチを超える雪が降り、この時期本来の雪深さとなった所が多くなりました。今日(26日)は冬型の気圧配置が次第に緩むため、大雪の心配はなく、日本海側やオホーツク海側の一部で弱い雪が降る程度ですみそうです。

除雪や雪下ろしは安全第一で

この週末は、除雪や雪下ろしをする方もいるかと思いますが、事故のないよう安全に行うようにして下さい。雪下ろしの作業は必ず2人以上で、ヘルメットや命綱を着用し、疲れたころは特に慎重に作業をするようにしましょう。また、除雪をする際も雪山が大きく、車や歩行者が見えにくい場合があります。周囲の状況をよく確認しながら作業するようにして下さい。