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あす26日(土)は、東日本と西日本は日本海側で大雪となり、太平洋側の平地も所々で雪に。29日(火)頃は、北日本で再び雪や風が強まるおそれがあります。

あすの天気

あす26日(土)は、低気圧が本州付近を通過したあと、西・東日本にこの時期としても強い寒気が流れ込むでしょう。
西日本から東日本にかけて、日本海側は広い範囲で雪が強まる見込みです。大雪により、車が立ち往生する可能性があります。車で長距離の移動をするご予定のかたは、燃料を満タンにした上で、非常食や暖を取るものを積んでおくと安心です。また、降るのは湿った雪です。雪の重みで電線が傷むなどして、停電が発生するおそれがありますので、念のため備えをなさってください。
さらに、西日本から東日本の太平洋側の平地にも雪雲がかかり、雪の積もる所もありそうです。普段、雪があまり降らないので、たとえ少しの雪でも交通が乱れるおそれがあります。お出かけの方は、目的地までの気象情報を十分に確認し、時間に余裕を持った行動を心掛けましょう。
【各地の天気(西から)】
沖縄は雲が多く、にわか雨の所もあるでしょう。
九州は北部を中心に所々で雪や雨。山沿いは雪の積もる所があるでしょう。
中国・四国、近畿は、日本海側にあたる山陰と近畿北部は一日雪で、平地も10~20センチくらい雪の積もる所がありそうです。山陽や近畿太平洋側、四国も所々で雪。山沿いは大雪のおそれがあり、平地も積雪や凍結に注意が必要です。
東海は、岐阜県と三重県、愛知県は、山沿いは大雪となる所があるでしょう。平地も午前中は雪雲や雨雲のかかることがあり、路面が白くなったり、凍結する所がありそうです。静岡県はおおむね晴れるでしょう。
関東甲信は、朝まで所々で雪や雨。平地で積雪のおそれがあるのは、長野県と関東北部です。
北陸は雪が続き、山沿いに限らず、平地も一気に積雪が増えそうです。
東北南部は朝まで広く雪で、仙台市内など、太平洋側の平地も積雪の可能性があります。
東北北部と北海道は日本海側を中心に所々で雪が降りますが、強く降ることはないでしょう。

あさって以降の天気

あさって27日(日)は、強い寒気は次第に離れます。晴れる所が多くなるでしょう。北陸から山陰では山沿いを中心に雪が続きますが、午後は降り方は少しずつ落ち着く見込みです。
その先、29日(火)頃は、低気圧が北日本を通過するでしょう。この低気圧の発達の度合いによっては、北海道や東北で大雪や吹雪となり、北陸周辺でも雪の降り方が強まるおそれがあります。
また、2月1日(金)頃になると、日本の南を気圧の谷が通過し、これに伴う雪雲や雨雲が太平洋側にかかる可能性があります。まだ、気圧の谷の進みかたや、寒気の強さなどに幅がありますので、雪になる地域や、降り方などについては、最新の情報をご確認ください。