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北海道を中心に見通しのきかないほどの猛吹雪となる恐れ。交通への影響に警戒。また、湿った雪が降り、一気に積雪が増える所も。大雪やなだれに注意。全国的に冷たい北風が吹く。

きょうの天気

北海道の根室付近の低気圧は、昼頃にかけてほとんど停滞し、午後は次第に東へと離れるでしょう。上空1500メートル付近で大雪の目安とされる氷点下12度以下の寒気が東北南部まで南下する見込みです。
【北海道・東北】北海道や東北では、非常に強い風が吹き、大荒れの天気となる恐れがあります。予想される最大瞬間風速は北海道は35メートル、東北は30メートル、何かにつかまっていないと立っていられない程の風が吹くでしょう。北海道を中心に見通しのきかない猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響、暴風に警戒が必要です。また、北海道を中心に湿った雪が降り、大雪となるでしょう。特に北海道の日本海側やオホーツク海側には発達した雪雲がかかり、短い時間で一気に積雪が増える恐れがあります。25日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、北海道60センチ、東北40センチです。大雪やなだれに注意して下さい。【北陸~中国地方】北陸は断続的に雪が降るでしょう。午前中は発達した雪雲のかかる所がありそうです。近畿の日本海側や山陰は朝まで雪や雨の降る所があり、日中も雲が多いでしょう。山陽は昼頃まで雲が多いですが、午後は次第に晴れる見込みです。
【関東~四国、九州、沖縄】関東は朝から青空が広がるでしょう。北部の山では雪雲のかかる所がありそうです。東海も多少雲が広がる程度で、大体晴れる見込みです。山では昼過ぎまで雪の降る所がありそうです。近畿の太平洋側は雲が多いながらも、晴れ間があるでしょう。四国は太平洋側を中心に日差しが届く見込みです。九州は午前中は北部で雲のかかる所がありますが、おおむね晴れる見込みです。沖縄は一日を通してよく晴れるでしょう。

季節風と乾燥

広く北または西よりの風が吹くでしょう。関東から東海にかけても強風に注意が必要です。太平洋側の地域を中心に、空気の乾燥した状態が続きます。火災が発生しやすい気象条件となっていますので、お出かけの前に火の元をしっかりご確認下さい。

きょうの最高気温

きのう(23日)と同じくらいか、低くなる見込みです。北海道から中国地方の日本海側は、朝からほとんど上がらない所もあるでしょう。
那覇は19度の予想で、平年並の見込みです。鹿児島は16度、福岡は14度の予想で、3月上旬から中旬並みでしょう。高知は13度、広島は11度、大阪と名古屋は9度、東京は10度の予想で、ほぼ平年並みの所が多くなりそうです。金沢と新潟は4度、仙台は3度、秋田は1度の予想で、平年よりやや低くなるでしょう。札幌は1度の予想で、平年よりやや高いでしょう。
風速が1メートルごとに体感温度は1度低くなるといわれています。東京都心では5メートル前後の風が吹く予想で、体感的には5度くらいということになります。風を通しにくい服装で、寒さ対策をしっかりなさって下さい。