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この先1週間の関東地方は、晴れる日が多くなりそう。昨日までの予報では、来週は平野部でも一時的に雪の降る所がありましたが、最新の予報で、雪の可能性は低くなりました。

関東の「天気」と「気温」の傾向は

関東は、この先1週間も、晴れる日が多いでしょう。空気の乾く日が続きそうです。昨日の予報では、来週水曜日頃、関東の南を低気圧が進んで、「関東の平野部でも、雪やみぞれの降る所がありそう」ということでしたが、この予報が変わってきました。平野部に雪やみぞれを降らせる低気圧が、陸地から離れて進む予想に変わったため、傘の出番はなくなりそうです。ただ、群馬県など関東北部の標高の高い所では、雪の降る日があるでしょう。来週の予報は、まだ変わる可能性がありますので、最新の予報をチェックして下さい。
気温ですが、朝晩は東京都心でも、連日、霜がおりるほどの冷え込みとなるでしょう。ただ、日中の体感温度は日によって違うのがポイントです。土日は広い範囲で、最高気温が10度を超えるでしょう。日曜日は二十四節気の「大寒」で、一年で最も寒い頃を迎えますが、暦とはうらはらに最高気温は3月並みの所が多い予想です。日差しにホッとできるでしょう。ただ、ポカポカ陽気は長くは続きません。月曜日は冷たい北風が強まるでしょう。火曜日の日中は、いったん南風に変わりますが、水曜日からはまた北風の冷たい日が続きそうです。

この先1週間の注意点は 2つの「K 」

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この先1週間の注意点は、大きく2つ。1つは「空気の乾燥」です。東京都心では、1月17日までの30日間の降水量が、たった1.5ミリと、平年の同時期の3%しかありません。すでに空気がカラカラに乾いている上に、空気をしっかり潤すような雨は予想されていません。空気の乾燥が更に進みますので、暖房器具など火の元の確認を忘れないで下さい。また、風邪やインフルエンザにも注意が必要です。土日は平成最後の大学入試センター試験が行なわれますが、受験生はベストを尽くせるよう、体調をしっかり整えて下さい。
そして、もう1つの注意点は「北風」です。来週は、また冷たい北風の強まる日が増えるでしょう。空気が乾いている上に、風が強まると、火災の危険度が一段と高まりそうです。風冷えには「首元」や「手首」「足首」をしっかりガードすることが効果的です。
来週にかけては「乾燥」と「北風」、2つの「K」に十分ご注意下さい。