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そろそろお湿りが欲しいカラカラの関東地方。ようやく雨の気配が出てきましたが、よりによって連休に当たりそうです。また、この雨は雪のまじる可能性も捨てきれず、もしかしたら東京で初雪があるかもしれません。

週末に傘の出番か

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12日(土)から13日(日)頃にかけて日本の南を低気圧が東に進みます。この低気圧に伴う雨雲が、三連休の前半の関東地方にかかる予想となっています。昨年のクリスマス・イブ(12月24日)から続く都心の無降水にも、ピリオドが打たれそうです。今のところザッと強い雨の降ることはなさそうですが、平野部でも雨に雪がまじる可能性があります。これは低気圧が通過時に北から寒気を引き込むことが原因です。このタイミングで、東京や横浜、千葉の初雪の便りがくるかもしれません。

関東の雪は予想難しく

関東平野部で雪が降るのは、本州南岸を東へ進む「南岸低気圧」が原因となることがほとんどです。低気圧の進むコース次第では、今回も本州南岸に近い位置を通過する「南岸低気圧」となり、都心などで雪を降らせる可能性があります。ただ、本州の南を通過する低気圧のコースの予想は難しいだけでなく、雨になるか雪になるかの差は上空の寒気の引き込み具合にもよります。関東南部の平野部で雪が降るのは、これらの複合的な要因が重なった場合であって、少し条件がずれただけで状況がガラッと変わってしまいます。また、現段階では未だ予想に幅がありますので、こまめに最新の情報をご確認ください。

成人の日は日差し戻る

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14日(月)は成人の日。都内などでは成人式が行われ、晴れ着に身を包む予定の方も多いかと思います。14日になると、上記の低気圧は東へ過ぎ去り、本州付近は高気圧に覆われる見込みです。関東地方は気圧の谷の影響で雲が広がりやすいものの、晴れ間の出ることがありそうです。