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9日の「風邪の日」は冷たい北風にご用心。都心はたっぷりの日差しが届いていますが、強めの北風が吹いています。昼間でも体感温度はグッと低く、氷点下の寒さとなっています。

身体に堪える冷たい北風

きょうの日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。関東地方は北よりの風が吹き、都心など関東南部を中心に風が強まっています。きょう正午までの最大瞬間風速は、千葉県銚子で20.8メートル、千葉市で20.5メートル、東京都心でも16.9メートルでした。いずれも北よりの風で、日差しがたっぷりと届いているものの、かなり寒く感じられたのではないでしょうか。一般的に、風速1メートルにつき体感温度は1度下がるといわれています。東京都心の正午現在の気温は6.9度に対し、風は北西の風9.0メートル(※)。屋外では体感温度は氷点下2度くらいといえそうです。
※前1分の間に吹いた風の瞬間値の中で、最大のものの風速。

からっ風 火災に注意

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関東地方に吹いているのは山越えの「からっ風」。乾いた空気をもたらし、きょう正午までの都心の最小湿度は30%。関東地方の空気はカラカラに乾いています。空気の乾燥と強風が合わさると、火災の危険が一層増します。火の取り扱いには、くれぐれもお気を付け下さい。

風は弱まるが、夜も北風

関東地方の北よりの風はだんだんと弱まる予想ですが、こんやも冷たい北風は続きそうです。日が暮れた後は、一層寒く感じられますので、暖かくしてお過ごし下さい。また、きょう1月9日は「風邪の日」だそうです。インフルエンザ等が流行っていますので、体調管理にお気を付け下さい。