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関東地方に雪をもたらすことがある南岸低気圧が、12日(土)からの3連休にかけて通る見込みです。現在、平野部では雨を予想していますが、今後の動向に注意が必要です。

今後の動向に注意を!

この時期、日本付近では寒気の南下が弱まると、九州の西から本州の南にかけて前線が現れやすくなり、前線の上に低気圧が発生して、東へ進むことがあります。「南岸低」とも呼ばれるこの低気圧は、コースによっては関東付近に雨でなく、雪を降らせることがあり、6年前の2013年1月14日「成人の日」には、関東で大雪なんてこともありました。
天気図を見ると本州の南に前線が延び、12日(土)、沖縄付近に低気圧があって、13日(日)には本州の南を進む予想となっています。
関東付近で「南岸低」が予想されたら、雪の降る可能性があります。今後の動向に注意し、天気予報をこまめに確認するようにして下さい。

寒さも注意!

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3連休の天気をみると、日曜日に山梨や関東南部を中心に雨のマークがついています。日曜日、上空の強い寒気(1500メートル付近)は、北陸から関東北部の山沿いまでとなっていて、今のところ、東京都心など南部までは南下しない予想です。現在、平野部では降っても雨の可能性が高くなっています。ただ、今後の低気圧が進むコースや関東付近を通る時間帯によっては、平野部でも雪の降る場合がありますので、注意して下さい。
そして、連休中の最高気温は各地で10度前後と、日が差しても厳しい寒さが続きそうです。寒さにも注意が必要で、マフラーや手袋など、しっかりと対策をとってお出かけ下さい。