メイン画像
メイン画像

都心では先月24日、クリスマスイブから雨が1滴も降らない状態が続いています。雨が少ないのは都心に限らず小笠原諸島でも。父島では先月12月の月降水量は、12月としては統計開始以降、最も少なくなりました。

都心はイブから雨降らず

都心では12月中旬頃から平年と比べても特に雨の少ない状態が続いています。特に12月24日のクリスマスイブ以降、きょう1月8日現在も雨が1滴も降っておらず、空気は乾燥してカラカラの状態です。これは都心に限らず、太平洋側を中心に雨が少なくなっています。

小笠原諸島には少雨に関する情報も

雨が少ないのは太平洋に浮かぶ小笠原諸島でも同じです。きのう7日、気象庁から「小笠原諸島の少雨に関する情報」が発表されました。小笠原諸島では昨年8月以降、高気圧に覆われやすい状態が続いており、昨年8月からの父島の降水量(8月1日から1月6日までの速報値)は225.0ミリと平年の40%以下とかなり少なくなっています。特に12月の月降水量は平年の8%程度の9ミリしか降っておらず、12月としては1968年の統計開始以来、最も少なくなりました。今後1か月程度は、低気圧や湿った空気の影響を受けにくく、引き続き雨の少ない状態が続きそうです。農作物や水の管理などに十分な注意が必要です。